環境問題

廃熱だけでなく二酸化炭素や酸素などの適切な調整が必要。人は1日あたり10m^3の空気を呼吸します。都市全体で1日に人の呼吸だけで消費される大気は1億[km^3]であり1ケ月もあれば大気中の全ての酸素を呼吸だけで使い切ってしまいます。ビンの中で生活するようなものです。発生した二酸化炭素は膨大なヒートアイランドをさらに押し上げます。

植物を植えて炭素固定などという悠長な方法は不可能、大気中の二酸化炭素に直接エネルギーを投入して炭素(食料)と酸素を供給する必要があるでしょう。

人から立ち上る蒸気だけで積乱雲が発生し、止むことのない豪雨、膨大な熱と情報の飛び交う都市、惑星を覆いつくような都市なるものが存在するとしたら、恐らくそのようなものになるのではないか、そんな気がします。逆に言えば都市構造物という存在はそれだけの稠密性を備えた存在です。