次世代探査機

もし我々と交信できるような形での幽霊のようなものが存在したら、それは自然科学者にとって非常に夢のあることだと思う。

従来では困難な対象の情報を得る方法としての無限の可能性が開けているからだ。海底の生物探査、地下資源探査、研究者が入り込めないような紛争地帯での史跡調査、エウロパの氷の底の探査、活動銀河。これらはもし元研究者の幽霊なるものが存在するならば、人類に多大な情報貢献をもたらしてくれてもおかしくない類。

歴史を見る限りでは、米空母の位置情報が亡き日○兵のほにゃららによって抜かれることもなかったし、中世の探検家の御霊が北極の氷の大地を渡ってアメリカ大陸を発見することも無かった、ことになっている。