[中世] 父なるゲイツと子なるWindows、そしてフリーズは三位一体

すこし時代が飛んで窓の時代、プログラムらしいプログラムの概念にはじめて触れた。中学/高校で誰かがAPIの森がどうのとかカプセル化が云々とか戻り値がこうでクラスがどうのこうのとか話していたのを、理解していたかはさておき各々の単語は克明に記憶している。*1紙上での理解だったが第一印象は「集合論」。いちおうサンプルコード程度に遊んでみたりはしたが、何か作りたいソフトがあった訳でもないし、Win-Appゴッコは骨が折れそうだったので計算機科学的な興味として楽しむぐらいの位置づけだった。

すこしして時は大アングラ時代、悪名高きISDNが拡大の一途を辿り恒常的にネットができるようになりつつあった時代。HTMLではあるが1000行クラスのコードを書いたはじめての体験だ。あとJavaScriptを初体験。C/C++とかBasic的な文法言語で初めてまとまった量のコードを書いた。「forループで窓生成ブラクラ作ったりして遊ぶよね。」

*1:記憶とは不思議なもので、概念が未知でもとりあえず変数が宣言されてしまえば何十年もメモリから破棄されない。