願わくば花の下にて春死なむ そのきさらぎの望月のころ

帰宅する。近所にある斎場に桜が咲いていた。そいういえば今の部屋を決めたのも1年前のこのぐらいの季節だ。

一般に斎場の傍にある物件は敬遠される傾向にあるそうだが、西行法師の辞世の句がふと思い浮かびここに決めたような記憶がある。広さや家賃など諸々の要素のチェックは行うけど、最後はインスピレーションだと思う。