保険学:フリーザの寿命と平均余命

「宇宙の帝王、老衰で崩御。長期独裁に幕。後継者争いにより一族の間で大規模な内戦か」

  1. フリーザ、クウラ、コルドの容姿には時間的序列(成長/老化)がある(不老ではない。)
  2. 惑星ベジータの爆発から25年で各々の外見年齢が変化したように見えない
  3. 第2形態が年齢不詳?何のことやら。

最も年齢/成長の影響を受ける年代であろう少年型のフリーザが25年でまったく年をとった気配がないことからして、フリーザ一族の寿命はDBZの世界の中でもかなり長い方だと予想される*1フリーザに関していえば10歳が12.5歳になったぐらいの変化がギリギリとして少なくとも人間の10倍、推定寿命は800年以上となる。老年期が無い可能性も考えられるが、長命種として知られる寿命約500年のナメック星人よりも長い。前代の頃から神に仕えていた1000歳を超えるミスター・ポポに代表されるDB無印時代の数百歳クラス(亀仙人、占いババ、カリン様、etc)の方々と同程度な値だ。

長命種を仮定すると、1000年に1度くらいしか現れない伝説の超サイヤ人に対するリスクはかなりリアリティを帯びてくる。人間の感覚で100年に1度の頻度で怪物が世界で暴れ回るとなれば、社会制度や人生設計も考え直す必要がある。1000年前に噴火したかもしれない火山の傍で過ごすのと、毎世紀壊滅的被害を出している火山の麓で暮らすのは感覚が違う。

もしかすると、フリーザが「伝説の超サイヤ人」というおとぎ話に妙にこだわったのは実際に先祖が滅ぼされた神話があったりするのかもね。これだけ目立つ種族が宇宙に溢れかえることもなく3個体しか確認されていないことからして、惑星ベジータで起きたことの逆パターンが1000年前にフリーザの祖先がいた惑星で伝説の超サイヤ人によって引き起こされており、その僅かな生き残りである可能性もなきにしもあらず。人口的にも1000年前からまだ2〜3世代であることと矛盾しない。

いずれにせよこれだけパワーインフレしていれば外患がなくとも内紛が起きたときに破局的な事態になることは想像に難くない。自称宇宙一の種族として恥ずべき真相を息子に継承することなく墓場まで持って行くのはコルド大王のお仕事だ。大王=1000年前の生き残り、フリーザ=真相知らない仮説では、一族の寿命は2000〜3000年くらい。

という適当な推定。

*1:ザーボンドドリアも年齢不詳ではある。