6000人が作った地球破壊爆弾は必ず動く

ドラえもん」がネズミパニックに陥った際の「地球破壊爆弾」危機は、キューバ危機と並んで日本の一部では有名だ。

劇中の地球破壊爆弾は威力の割に極めてコンパクトな爆弾として知られる。あの爆弾の重さを20kgとして全ての質量がエネルギーに変換されたとしてもTNT換算で420メガトンであり、せいぜい関東が焼け野原になって衝撃波が地球を何週かする程度だ。どんなメカニズムが働いているのかすこし気になった。
E=mc^2=20[kg] \cdot (3 \times 10^8[m/s] )^2=1.8\times 10^{18} [J]=420Mt \text{(by TNT)}