フォン・ブラウンの夢の後で


そういえば、アメリカのオリオンロケットの物資運ぶ方のパワーがラフな計算だと1.4億馬力(100GW)ぐらいになりそう。サターンVを長さだけでなく出力でも超えて、人類史上最大出力の内燃機関となるかもしれない。

ただ、使ったエンジンのスペックや種類が若干出典があやしいので、再計算する必要あり。

(追記.10分後ぐらい:どうもサターンVを超えるのは微妙)

巡洋艦を宙に浮遊させるだけの推力を有し、毎秒十数トンの燃料を消費する異次元のエンジン、日本の総発電量(200GW)の半分に達する出力。*1。月に行く為だけに、その辺の一国が使っている電力を軽く凌ぐほどのエネルギーが投入される。実に20世紀的。

ガスが広がりやすい高層大気とはいえこんな巨大な炎をみることはまずない。100m以上あるロケットの大きさを見間違えてしまうような燃焼っぷりである。大量の物資を時速4万キロまで加速することは結構たいへんだ。

*1:因みに原子炉一基で1GWぐらい