さようならOCN:はじめての30GB/day Over

研究でテラバイト以上のデーターを使う人ってそれなりにいるよね。タンパク質解析にしろ、天体サーベイにしろ、QCD計算にしろ、日常生活ではありえないほどのディスクスペースが必要になる。分野に依ってはペタバイトは既に超えエクサバイトクラスの可処分領域が希望される領域もある。技術的にまだ厳しいけど。で、ファルサイズがギガバイトとか数十ギガバイトクラスだったりすることってあるよね。顧客データとかじゃないからディスクを持ち帰ったりするよね。

で、つい寝ぼけたり魔が差して

# scp -r hogehoge active_galactic@yyy.xxxxxx.edu:/disk/ux154/

ってやって寝ちゃったりするよね。で、朝起きてまだ終わっていない。既に30GB超えてるし。というか、ファイルサイズ1つ80GBだし。

なんて事態はまだ体験した事は無いが、誰かやりそう。アップローダーにしろ、Webカメラにしろ、OCNの制限を突破しうる状況や手法はそれなりにある。ただ、一般的な運用ではまず超えない事も確かだし、一部のヘビーユーザーが帯域を占拠している事は問題だ。そのようなユーザーはそれにふさわしいサービスとコスト負担に対応した契約に移行すべしとはその通りだろう。

ただ、登り30GB/日というせいぜい何年かに一度しかないような特殊事態のためだけに、平時から帯域を確保しておくのはコストの無駄だ。だからといって、そのような状況になるほどの緊急事態下で突然回線を塞がれるのは破滅を意味する。従量制でいいから1日だけリミッター解除みたいな契約があるといいのだけど。