「最後の本棚」をGoogleでつくる

論文管理をiTunesでやる時代は終わった。1ヶ月ほど前から、Google Docsでpdfファイルが管理出来るようになった。

やっと、最後の鍵ならぬ「最後の本棚」を手に入れたところだ。

それから色々な文献を本棚に納めた。

普段使う論文、いつか読もうと思っている論文、自分で書いた資料、Webで公開されている理工書、血の滲む思いでスキャンした専門書、特殊ソフトの技術マニュアル、カタログ、小説・・・。いくつもの端末に分散していた電子書籍が「最後の本棚」に収束していく。

もう、他のサービスを利用したり、サーバーを立てて管理する必要もない。HDDの故障に怯ええることもない。もう、紙の本を持ち歩く必要もない。もし、プリントアウトして読みたければクリックするだけでいい。でも、紙の資料は嫌いだ、複製もできなければ検索も出来ない。

常に私を取り囲む不可視の書斎。

いつでも手軽に速やかに、どこでどの端末を使っていてもアクセスすることができる魔法の本棚、ほかの人と資料を共有することもできるだろう。持っていない本は?半径1クリックに、Google Book Searchの中身プレビューがあるじゃないか。

惜しむらくは10MB制限。まだ完璧には遠いが、気長に期待する。