2007-08-18から1日間の記事一覧

S/Nとか耐久性とか

建設に何年かかるかはさておき、実験自体は荷電粒子が両端から衝突点に到達するまでに5万年、それなりに息の長い研究体制が必要。衝突点で発生する放射線やシャワーは膨大なものであり、装置が耐えられるか微妙なところ。ビームのもつエネルギーは銀河系の…

明るさ

ビームのエネルギーは何万光年も加速菅を接続すればなんとかなる。むしろ十分な輝度のビームを得るほうが難しいかもしれない。エネルギーがいくら上がっても、しょぼいビームしかつくれないのでは意味が無い。プランクスケール加速器はルミノシティも恐ろし…

エネルギー

このくらいのエネルギーになると円形加速器で無限にぐるぐる回して徐々にエネルギーを上げるという方法が使えない。というのも荷電粒子が軌道を曲げるとき、荷電粒子から運動量を受け取って実体化した光子による(エネルギーの4乗に比例した)放射が発生す…

究極エネルギー粒子ビーム

超弦理論、量子重力や大統一理論が顕になるプランクエネルギー(10^19GeV)の現象を実際に検証するには銀河サイズの粒子加速器が必要で現実的には到達不可能というけど、予算はともかく現代の技術でどこまで可能だろう。現在最高の加速器は1000GeV程度、プラン…