S/Nとか耐久性とか

建設に何年かかるかはさておき、実験自体は荷電粒子が両端から衝突点に到達するまでに5万年、それなりに息の長い研究体制が必要。衝突点で発生する放射線やシャワーは膨大なものであり、装置が耐えられるか微妙なところ。ビームのもつエネルギーは銀河系の1つや2つ軽く消し飛ばすぐらいはある。

シグナルの反応断面積が10^-70[m^2]程度しかないのにたいして、ゴミ散乱が鬼のようにあるので状況によってはS/N=10^-50という面倒なことになる。

ビームが発生させる重力の影響も無視できない、エネルギー密度は質量換算でメートル辺り地球質量程度でブラックホール化しないまでも加速菅の強度が重力に耐えられるか微妙なところ。1秒あたり1000太陽質量に相当するエネルギーが通過していく、これによる周囲の時空の引きずり効果は無視できない。装置全体のエネルギーは100万銀河質量に相当し周囲のあらゆる天体を引き寄せる。装置全体にも相当な応力が加わるだろう。

これらの状況下で加速器を正常に作動させるのは至難の技


[注意]この文章は空想○学読本的で実に適当な議論なので真に受けないように。加速器の物理とかよくわからないし。(特に輝度の計算あたりがあやしい)