日本に行きたい

昨日までとすこしテーマを変えて重い物理計算を開始したぜ。計算で参照するデータファイルは膨大であり日本のサーバーから全部コピーしてくるのをまっていたら日が暮れてしまう。ここ(欧州某研究所)から大学(日本国内)の端末にリモートログインして作業をするけど、ラグラグがジャムみたいにからみついているというか隔靴掻痒感が激しい。「遅せー。」 bashに一文字打ちこんでそれが日本に送られて応答が帰ってくるまでの微妙な遅延がツライ。

地球は広いね。
電気信号はどんなに早くても光の速さを超えられないよ。

飛行機がある現代においては、海外に来てもそれほど遠くに来た感じがしない。海外の町はもう慣れてしまって国内にいる時とあまりテンションは変化しないし、所要時間も国内の夜行列車程度よりすこし長い程度だ。どこにいたって太陽と月はあるし店や生活もほとんど変化しない。ネットに繋げばいつても日本のブログやニュースが転がっているので普段テレビをみない私には入ってくる情報が変化する訳でもない。普段どおり食事して、普段どおり論文とニュースサイトを巡回して、普段どおり椅子を並べて寝るだけだ。

ただ電気信号の遅延だけが未だに『距離』を感じさせる。