他のミレニアム問題

他のミレニアム問題ではN=NPの動向が一番気になる。NP問題はいくつかのゲームの攻略戦略を練る上でそれなりに重要だ。俗なこと限定、暗号がどうとかなんて社会の役に立つことは言わない。落ち物パズルぷよぷよの最大連鎖数判定問題はNP完全だし、マインスイーパーの地雷の場所を判定するのもNP、オセロやテトリスの戦略を数学的に分析するにも避けては通れない。数独を解くアルゴリズムの計算量とか倉庫番系の解法に例示されるようにゲームと数学はそれなりに親和性が高い。

ヤン・ミルズ(Yang-Mills)の質量ギャップ(Mass Gap)の方は、証明の過程で生まれる副産物が場の理論の手法にある種のエポックを生むことは期待していたりする。ナビエストークス方程式はカオス、非線形詳しくないけど奇跡が起きない限り無理なんじゃねー。ホッジとBSDは信仰の確認。リーマン予想は文系人に説明しやすいよい問題。ただ、証明は21世紀中に可能なのか?