もうHotmailには何も期待しない。

GmailYahoo! Mailにおされてか最近はサービスや容量制限も拡充し、数年来の悲願であった「転送サービス」が解禁されたことに、これで酷いUIと海禁された暗黒王朝から解放される、と青空のきらめきを垣間見るも、Hotmail収容所の中でしか転送できないという現実に心底萎える。ほんの一時期は外のドメインにも転送できたんだけどね、すぐにできなくなった。

私を失望させた。

疾く往ね。

Hotmailのアカウントを最初に作成したのは2001年のことだ。当時高校生だったわたしは、Hotmailマイクロソフトの標準的なWeb Mailであり、いずれは世界のデファクトスタンダードとなることを想定してメインアドレスに設定し、相手と用途に応じて幾つかのアカウントを失効しないように維持し続けてきた。過去の資産を残したまま2004年にWeb Mailとしての将来が灰色の雲にのみこまれても、古いつながりや再登録設定の莫大なコストから、7つのcomアカウントに毎月ログインコストを投じて維持しつづけてきた。Webの各種サービスや友人とのやりとりで蓄積され現在Hotmailに閉じ込められたままのメール資産は全アカウント合計で2万通を超える。

かつてizyMailを試したが制限が多すぎた。infoseekメールのスプーンほどしかない容量を外部メール取得で潰したこともある。自分でサーバーを立ち上げて、httpプロトコルのメールを自動取得して転送するようなアプリを開発しようかと考えたこともある。

でも、もういいや。