[古代] マイコン採集時代〜文明のあけぼの

親の仕事の関係上、物心ついたころからPCに触れているはずなのだが、いまだにプログラムの肝がよくわからない。もしかしたら、関数よりクラスのほうが偉いのかもしれない。でも関数にクラスを食べさせられないかなあ、と思ってしまう程度の習熟度。

幼少期の話になる。当時パソコンは世間的には希少だったが、私にとっては家に置いてある日常的な存在で別段使い込もうという意志はなかった。いちおうタートルグラフィックのあやしい言語で多少は遊びはしたけど、ゲーム機代わりだったり文章書いたりパソコン通信にたまに使用する程度だった。たとえばマップがドラクエ1の丸パクリで、キャラやマップが全部テキストで校正されたクソゲーをやったり、単純に黒い画面に白い線で迷路が表示されるだけで現在地カーソルすらないプログラムを印刷して解くとか、そんなことを毎日続けたりはしない。

それにパソコンは軽自動車並みに高価でおいそれとガキが触れられる代物でもなかった。幼稚園児の私がキーボードに水をやったりしたらそれは怒られたりもするさ。それはもう障子に穴をあけるぐらいの簡単さで、キーボードは可愛そうなことになってしまうのだ。