エイプリルフールの起源って何だろう

今日は至る所でエイプリルフールな企画をやっているようで、かなり練り込まれた冗談も多い。ふと、エイプリルフールの起源が気になったので調べてみる。

エイプリルフールフールの起源は意外に新しく、18世紀ブルボン王朝末期におけるフランスの大学祭が起源のようだ。詳しい起源は定かではないそうだが革命吹き荒れる激動の時代の中、ハロウィンのようなノリで道化師の真似事をしていたらしい。それが次第に近隣の市民に広がり今のような形として定着した。世界的に広まったのは20世紀にはいってからで新聞などの出版メディアが大いにこのネタを広げた。日本でも大正期にはすでに四月馬鹿の記述がみられそれなりに定着していたようだ。という嘘を考えてみたが、何かが足りない。

よいエイプリルフールのネタとは何だろう。バーボンハウスのような言葉にできない何かが必要?汎用性のある内容よりは個人に絞って専門的な内容の方がいい?「なんかドルが96円まで下がっているんだけど」と寝起きで家族に言われて一瞬で目が覚める人たちがいる。「そういえば、JWST(ジェイムズウェッブ宇宙望遠鏡)が予算がつかなくて5年延期だってさ。」みたいな嘘を私は咄嗟に見抜く自信は無い。動揺は隠せないだろう。そういえば10年以上前になるが、フェルマーの最終定理の反例が見つかったというエイプリルフールネタが数学者を駆け巡ったことがあった。