電卓でどこまで大きな数字がだせるか、ってやるよね
日曜日に秋葉原に行った。目的は新しい関数電卓を購入するため。
数式自然表示もさることながら、表示領域が増えてすこし利便性が高まった。電卓を買って最初にする遊びといったら一つだ。3ボタンとか5ボタンといった限られた回数で出せる最大の数字を探す事。新しい電卓は階乗ボタンにShiftが必要になったのでかなり不利だ。
- [9][Shift][!]では36万強でしかない。前は99!ができたのに
- [9][^][9]は4億ぐらい
- [9][!][!]は(9!)!と解釈してくれる電卓もある。大抵の電卓ではオーバフローするので、mathematicaぐらいでしか使えない
- [E][9][9]は1x10^99で最強クラス
- 乱数を使った[Rand][^-1][tan]で、tan(pi/2)に限りなく近い値がでるまで頑張るという手も或る。ただ、1e99に勝つには相当の豪運と特殊な計算機が必要
- (E9)!の意味で[E][9][!]ができればかなり強い。ただ計算量が・・・
- 10^10^9は[10^]ボタンにShiftが必要になったため敗退
- Σ記号があるのにΠ記号が無いのはどうしてだ
- 積分ボタンをつかって、1/xを[0,1]で積分すれば無限大になるが、数式を打ち込んでいる間に3ボタン消費してしまう。
いまのところ新しい電卓でエラーにならなかった3ボタン最大数はE99
ところで、ちょっとした計算をしようと思ったら普通は何をするだろう。すぐ思いつく範囲ではこんな感じ。
- terminalにpythonって打ち込む
- 関数電卓に数式を入力
- googleの検索窓を使う
- mathematicaを立ち上げる。
- emacsを立ち上げてc/fortranのコードを書き始める
- lisp美味しいよlisp
- 高精度計算サイト(http://keisan.casio.jp/has10/Menu.cgi)
機能ならmathematicaが最強クラス、ただし有償であり、インストールされている端末が限られる。リモートで作業できるようにするには多少骨が折れる。
google先生は便利だけど、オンライン限定だし、一々ブラウザがメモリを喰う。pythonの類いは手軽だが複雑な計算になると、私の習熟度では厳しい。
関数電卓は素早いし手軽だがいつでもある訳ではない。for loopを含むような計算は電卓でプログラムを組むよりも、端末でコードを書いた方がバグフィックスやメンテナンスがしやすい。
どれも一長一短。