右脇腹から背中にかけて

痛いのである。かれこれ二週間ほど、アクロバティックな三角木馬の刑とも形容できるような痛みがセファイドしている。

右背中の痛みでググると、腎結石だとか癌だとか膵臓オワタだとか結構な煽りが書かれており、大病だったらやだなあと他人事のように思う。病院で痩せこけて青白くなりながら千羽鶴を折ってすごすなんてキャラじゃないし、この年で病は患いたくないものだよ。

端末に向かっていると、まるで椅子に釘がはえているようで、落ちついて10分間座っていることすら耐え難いときがある。そうなってしまうと、こころここにあらずで皮膚をつねっていたりするので、ただでさえ進捗の遅い研究が一層すすまなくなるので洒落にならない。いや、ほんとうに洒落にならない。

知識のインデックス化と状況の究明については、立○隆みたいなGoogle先生より専門家である病院の先生ということで、病院に行ったのが10日ほど前、「場所が場所だけに一通り調べておかないと後で何かあるとごにょごにょ」といわれて、超音波だとかX線だとか採尿・採血だとか貴重な医療資源をもそもそ食べる。膵臓はじめて見たぜー。

で、結果だけど、とりあえず特に内蔵が可哀想なことになっているということはないそうだ。結石もないし、怪しい影もない。だが、痛いのである。医療機器は正常。そして、ブルータスは公明正大の士だ。

子曰く、寝るときの姿勢が悪かったりで筋肉を痛めたのではないか、とりあえず薬は無しで様子を見ましょう。血液検査の結果がでるのでX日後にまたきてね、と。

結果を待ちつつも、シンポジウムがあるらしいので旅立った。痛みは呼んでもいないのにホイホイついてきたが、なにやら奴の機嫌は姿勢に対して時定数が数十分の強度変化を示すらしいことに気づく。座っているときが一番やばくて、立っているときが次、寝ているときがわりと楽。だからといって、会場で寝ているのはどーよということで、帰ったらすぐに病院にダイブすることを夢見て堪え忍ぶことにする。何度か中座したがな。

戻ってきて速攻で病院に向かい、痛み止めと血液検査の結果をGetして、いまここ。クスリ最高、クスリ。血液検査でも特に異常はないようで、先生の所見もかわらず。そのうち痛みが引くことをスパゲッティモンスター様に祈りつつ

ラーメン