Z軸

大きな政府/小さな政府という対立軸は言われているほど重要な対立軸とは思えない今日この頃。財政から入るからそういう話になるのだろし、ポリティカルな立場の分類学上は便利そうだが、別に政府の大きさ総量自体は様々な歴史的経緯や情勢の結果論であって目的じゃないだろうと。

また、ある公共サービスが行政セクターから提供されるか、民間セクターから提供されるか、それともNPOとかのセクターから提供されるか、というのはそれほど拘るべきものなのか。

ていうか、おなじ対象を見ながら逆の結論にたどり着くのはどういう訳だろうね。互いにまったく逆ベクトルの施策をよいと主張する集団が各々それなりの論拠と支持するデータを持ち合わせている以上、結局どっちに動いても趣味の問題で特に問題ない予感。