2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

専門用語の和訳について

一応和訳名があるけど使われない単語って多い。科学文献は基本的に英語がオフィシャルなので自然と引きずられるし、日本語より音節数が少ないことが多い。よほど和名がキャッチーで経済的で無い限り普及しない。とりあえず、適当な和名の使用頻度を書き出し…

早く終わらせて家に帰りたい

ホームシック(?)になったのは何ヶ月ぶりだろう。自宅が恋しい。

返事が無い、ただの修羅場のようだ。

余裕という酸素が欠乏して青潮状態になる。多忙はできない子の象徴だよ。夜から某会議が浄土方位のキャンパスであるくせに本拠地での研究も終わっていない、そしてデッドは月曜日。その上、金曜日からは定期点検のための停電になるようなので、計算機もシャ…

どうでもいいネタ

「叱られなければ勉強しない」の対偶は「勉強すれば叱られる」要するに勉強してるということは叱られたということ

他のミレニアム問題

他のミレニアム問題ではN=NPの動向が一番気になる。NP問題はいくつかのゲームの攻略戦略を練る上でそれなりに重要だ。俗なこと限定、暗号がどうとかなんて社会の役に立つことは言わない。落ち物パズルのぷよぷよの最大連鎖数判定問題はNP完全だし、マインス…

ポアンカレ予想について

何ヶ月かぶりにみたい番組があったのでテレビを見たよ。能動的にチャンネルを選んでテレビを見るの久しぶりだ。NHKスペシャルの「100年の難問はなぜ解けたのか 〜天才数学者 失踪の謎〜」という番組でポアンカレ予想に挑んだ数学者達の物語。演出はいつものN…

ポアンカレ予想

明日、Nスペでやるようだ。

携帯で墜落?航空機は電磁波テロに弱いのか。

飛行機は携帯電話やゲーム機などの通信機能をもった電子機器から深刻な影響を受ける場合があるとはよく言われる。「ある周波数である出力の電波源があるとほにゃららの確率である機器が誤作動する。一方対照実験では・・・」というような感じで実験的に明白…

全地球史上で最大の生物個体は?

史上最大の生物個体となると、化石を含め実在が確認されている中では現存個体であるArmillaria ostoyaeおよびPandoが暫定史上最大個体であり、これ以上大きな生物が過去に存在した痕跡は発見されていない。だが、残っていないだけで現存種より大きな個体が過…

史上最大あるいは世界最大の生物について

1998年にアメリカ、オレゴン州の東部で発見されたキシメジ科のキノコ、オニナラタケ(Armillaria ostoyae)の菌床は、総面積8.9平方キロメートル(890万平方メートル)に及び、推定重量はおよそ600t。推定年齢は約2400歳ということです。確かに菌類は明確な寿…

セバストポリ要塞と相関係数のイタリアンワインに関する変換希釈の量子力学について

昔の将棋ソフトは神の手を連発しすぎて一手先すら読めぬ。天才過ぎ、人間とは発想が違う。

mac を買って最初にするべきこと

x11のウィンドウを半透明する。 鬼神のごときpagerを探してきてインストール とりあえず、この2つをなんとかしたいね。前者はただのterminalは速攻で半透明化したものの、x11での方法は見つけていない。どっとほにゃららとかいうファイルをいじることになり…

もうやめて、光子の質量はもう0よ。とか書いたらいけないんだろうね

別に隠すほどではないが特にに公知することもなく、アレゲで適当なおしゃべりをする為に作ったブログではあるが、意外と近しい人々に知られていてビビった。例のweb鯖が崩壊して避難してきた場所ということで、人の目も気にすることなく多少毛色を変えて、学…

隕石衝突がいかに眩しいか語ってみる

「よくテレビや映画では巨大隕石が衝突して爆風と津波が・・」という映像描写がCGなどでなされることがある。あの手の描写は様々な監修が入っているが、もちろんそのままでは絵にならないので、ある程度のテレビ向けのデフォルメが入っている。そのひとつに…

ノーベル平和賞

IPCCとゴアか・・・。科学賞じゃないからと大目に見る向きもあるようだが、なんというかフリーダムだな。(*)ノーベル賞の設立理念という点では形式上最も重要な賞だが、一番適当な賞のように見られることも多い。アメリカ政府とノルウェー政府の関係も多少気…

中国人にフルボッコにされるの巻

欧州のとある機関での発表、某国の某から質問の集中砲火を浴びる。質問されるということは興味を持ってもらえた証拠ではあるが、日本の学界発表よりも胃が痛い。そもそも、英語でプレゼンして質疑応答をすることに未だに慣れない。日本的優秀さ(コミュニケ…

ノーベル物理学賞予想が当たってみる

今年はノーベル賞選考委員会と気が合うようだ。2007年10月8日の日記に「何気に巨大磁気抵抗を推しておく」と書いたのだが、そのままの受賞で、妥当というか流れから言って普通すぎる受賞。とはいえ去年も巨大磁気抵抗を推していたわけで、GMRがノーベル賞…

巷で話題の人工生命製造のニュースについて

http://www.guardian.co.uk/science/2007/oct/06/genetics.climatechange化学的に合成した塩基をつなぎ合わせてDNAをつくり単純なウィルスなら生物試料を用いずともゼロから合成することはすでに可能だ。2002年の時点で既に人工ポリオウィルス(7kbp)が製…

学会よりも内部の全体会議の方が重要

緊急出張で某国に来たはいいが、宿が取れていないので研究室泊まり。食料も配給になったので食堂に出る必要も無い。ところで、今年の医学生理学賞はノックアウトマウスのようだ。

飛行機雲

晴れ渡る空に幾筋か、毛糸を転がしたような飛行機雲が夕日に照らされて輝いている。糸の先端についた小さな針は、瞬くこともなく静かに筋を描いていく。奇異な光景だ。もし「飛行機」というものを知らなかったとしたらこの現象をどう解釈するだろうとすこし…

仮想デスクトップ

XPに仮想デスクトップを導入したが、なんたる便利さ。Cygwinのxtermを10以上開いて作業する身としてはすばらしい福音。今まで使っていなかったのが悔やまれる。linuxコンソールだけならscreenすればという説もあるが、自分がログインしているすべての鯖のt…

ノーベル賞シーズンだね

トムソン先生は今年の物理学賞の予想としてCNT、ニュートリノ振動、GRBあたりをあげているようだ。トムソン:2007年ノーベル賞の有力候補者を発表CNTは今後の産業応用次第、フラーレン(C60)で出している以上、そう簡単に同じテーマは回ってこないだろう。技…

使った本人が寿命を縮めるほどの技って

1回や2回の使用で寿命が10年縮むとか具体的には何がおきてるんだろうね。その技を使うと術者が死亡あるいは重大な障害を負うというのは比較的設定しやすいが、「寿命が縮む効果」というのは極めて難しい。術者が即死すれば寿命が縮んだとは普通いわない…

異邦人

機内で紫禁城の黄昏を読んだ。ちなみに読んだのは岩波版の方であって下の写真のものではない。紫禁城の黄昏―完訳 (上)作者: R.F.ジョンストン,渡部昇一,中山理出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2005/03/01メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 12回この商品を…

次世代探査機

もし我々と交信できるような形での幽霊のようなものが存在したら、それは自然科学者にとって非常に夢のあることだと思う。従来では困難な対象の情報を得る方法としての無限の可能性が開けているからだ。海底の生物探査、地下資源探査、研究者が入り込めない…