地下生活者の手記
偶には研究所というか、地下ダンジョンの写真でも載せておく。
これ、一応縦穴である。落ちると大変、直径は15〜20m弱。下に見えている白い腕に赤い4本足はクレーン。
すこしディスプレイな場所。制御区画の一部、スタッフが詰めるとロケットの打ち上げコントロールルームのような様相を呈する。現在は宇宙から降ってくるゴニョゴニョを観測している。
通路、地下100mぐらいのところ。一旦装置が動き出せば、あの扉の向こうは放射性物質で汚染されるのであけちゃダメ。ハッチの向こうは宇宙空間へハッチと同じで生身の人間には辛い。
写真では縮尺がわからないもの。CDサイズのようにも見えるが、実は下手なビルよりデカイ。ドラム缶のような形をした装置の端の部分。これだけの径と厚みで半導体や検出器を集積するには相当な予算が必要で、世界中からこれだけの研究資源を集中させたからには結果を出さなければならない、ということになっている。
別の場所、金属フレームに支えられた超伝導コイル、近くにはメートルサイズのパイプが通っていたりしてアキラ的な世界。