「センター受験生の皆様へ」的な

土日はセンター試験だそうですね。受験生の方、ご家族が受験生の方でここを見ている方がいらっしゃるかわかりませんが、悔いのない結果を期待しております。

当時とは情勢が違いますし、役に立つか分かりませんが、記憶を掘りかえして個人体験談とアドバイス的なものを載せておきます。*1わりとよくある行動パターンだと思います。

直前の数日

ここまで来てしまえばいまさら付け焼き刃で勉強する必要もないです。あとは生活リズムを崩さないよう適当に流すだけでした。ラスト数日はメンタル面と体調の調整期間で、映画をみたり遊んだりして思いっきりリラックスしていた記憶があります。ゲームもしました。ただ、Civilizationの類はやめた方がいいでしょう。体力と精神力の消耗が激しすぎます。

無論、受験生であることを忘れない程度には勉強しています。今まで解いた問題や間違えた時の記録をぺらぺらめっくって、こんな問題解いたなあとリマインドしつつ懐かしんでいました。過ごし方は人それぞれですがご参考までに。*2

前日は下見に行きましたが、結果論としては必要ありませんでした。流しでもなんとかなることは多いですが、万が一にそなえて、近くのタクシー業者の電話番号を登録しておいたほうがいいかもしれません。状況によっては公共交通機関より信頼できます。

試験当日

当日に心がけたこと、実にありがち。

  1. 精神ショックを避けるために自己採点はセンター最終日までしない。
  2. 現代文爆死リスクは意識しない。(対策すればわりと安定する)
  3. 周囲の「出来た・出来ない」「平均点上がりそう・下がりそう」はオカルト
  4. 突然糖分を摂取してみる(本当に脳に効果あるの?)などの食生活を乱すようなことをしない
  5. 待ち時間が暇で仕方がなくなりそうなので暇つぶしの道具をもっていく。
  6. 全部埋める。見直し時間を確保する(最低2割、推奨4割:科目による)。時間配分をチューニングしすぎると出題傾向が変わったときに痛い目にあうので臨機応変

敵は隣人ではありません。たまたま居合わせた雑草です。おもむろに専門書を取り出したりして威嚇するのは野犬の所行です。試験中の雑音は気にせず、スタバか何かにいるとでも思って自然体でいましょう。対話すべき相手は目の前にいる筈です。

*1:この手のアドバイスの信頼性は、何よりも書き手自身の成績が注目されるところではありますが、昔のことなのであまり覚えていないけど、確か平均9割くらいの得点率でした。当時の知人では、全科目総失点が20点で4問しか間違えなかった人もいれば、8割を切った人もいたりで、可もなく不可もなくといったところ。重点対策期間は、年末年始の3週間ぐらいでした。正月三が日近辺は帰省してました。

*2:もちろんセンターごときに悠長に調整期間を設けるのはもったいないという意見もあることでしょう。事実上の天王山になる人もいれば、さほど重要でない人もいます。後者の場合、センター試験はある程度手を抜いて、他にリソースを回す必要があります。一般論はなく個々人の事情に応じてチューニングされるべき話なので、その辺は上の事例から割り引いてご参考ください。私の場合、後者でした。