R.I.P. Google Reader
Google Readerが息を引き取った。
8年10ヶ月の命、アクセスできると思ったら反応が悪くなったり、あるいはトップページにとばされたり、apiを受けつけなくなったりと、次々に生の兆候が失われていく生物みたいな死であった。
私にとってGoogle Readerはインターネットの中核だった。Google Readerを通してarXivの論文にアクセスし、知人のブログを閲覧し、大学事務の更新情報を読む。はてブなら複数のタグに属するエントリをまとめて閲覧する。Twitterのようなソーシャルに流行っているものしか集めないシステムではたりない部分に手が届くこまやかさがあった。
世界的にRSSは退潮著しく全盛期の数分の一までPVが低下しているとはいえ、こうやってGoogleに見捨てられる日がくるとは思わなかった。国内ネット大手よりはるかに末永く使えるものと考えてGoogle依存を高めつつあったので廃止のニュースには非常に驚かされた。
今回の態度からみるに、時代の流れ次第ではGmailですら廃止されうるのだろう。プロバイダメールより恒久的に使う中核的なアドレスにしてきたので頭が痛い。
最終的な評価だが、生産性を下げる側面もあったものの、ネットに数多あるサービスの中でとくに役に立つ素晴らしいサービスであったと思う。
スタッフのみなさま、お疲れ様でした。
以下のアドレスで献花ができる
The Google Graveyard
とりあえず避難先として以下の4つにエクスポートした。まだどれをメインで使うかは決めていない。